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青木英治 社会保険労務士  事務所

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社労士試験受験体験談_その3

[ テーマ: 日記 ]

2009年11月20日19:23:05

 

労士試験受験体験談の第1回目で、
社労士受験の勉強内容は実務でも結構使えます。学習は無駄になりません
と、お伝えしました。

 

その例として、今回あるパンフレットを紹介します。
休憩がてら下のリンクちょっと覗いて見てください。

 

リンク先は、厚生労働省のHPです。
内容は、企業向けに労働法制度を解説するパンフレットです。

 

パンフレットで解説しているのは、
①<時間外労働の限度に関する基準>
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/040324-4.pdf
②<改正労働基準法>
http://www.mhlw.go.jp/za/0730/d27/d27-01.pdf
試験によくでる「労働基準法」の「労働時間」についてです。

 

特に
①<時間外労働の限度に関する基準>のパンフレットでは、
次のような内容を「チェックポイント」として示しています。

 

36協定の「過半数代表者」は、
監督又は管理の地位にある者でないこと
労使協定の締結等を選出することを明らかにして実施される投票、挙手等の方法により手続により選出された者であること

 

36協定では、「一定期間の区分」として、
一日を超え3か月以内の期間
1年間
双方について協定しなければなりません。

 

これってまるで
穴埋めや択一の問題そのもののように感じませんか?

 

実は、私は
当初「時間外労働の限度に関する基準」が苦手でした。
数字が多くて内容も細かく、全体の概要を何となく覚えておけばいいやと思っていました。

 

が、しかし、
このパンフレット見て、社労士業務ではこのような「チェックポイント」をしっかり説明できないといけないのだなと感じました。

 

このことを知って、
がぜんやる気が湧いてきて「時間外労働時間の限度」を完璧?にマスターできたのでした。

 

受験指導校の講師が「役所にはいろんな資料あるから取り寄せてみるといいよ」なんて言アドバイスしていたのを聞いたことがあります。
しかし現実的には、取り寄せるための時間も勿体ないですし、受験勉強にいつも役立つわけではないので、そこまですることはお勧めしません。

 

というわけで今回、
私が、以前たまたま目にした労働基準法の解説パンフレットを紹介することで、皆さんに、今後の試験勉強の目的を感じていただければと思いました。

 

それでは、社労士試験勉強引き続き頑張ってください。


社労士試験受験体験談_その2

[ テーマ: 日記 ]

2009年11月19日17:12:45


前回に引き続き、
社労士試験受験体験談のその2です。

 

2年目以降の学習法について
スケジュールと何をやったかを紹介します。


○試験までを3期と直前期に4区分しました。
1期:11月・12月・1月
2期:2月・3月・4月GW前(ゴールデンウィーク前)
3期:4月GW以降・5月・6月・7月前半
直前:7月後半・8月
の4期でプラン作成しました。


○それぞれの期にやった内容は以下の通りです。
<1期:11月~1月>
過去問1回、テキストのマーキング、暗記表作成①
<2期:2月~4月>
過去問2回、選択問題集1巡目、暗記表作成②、暗記表復習
<3期:4月~7月>
過去問2回、選択問題集2巡目、公開模試復習、一般常識、法改正
<直前:7月~8月>
過去問の正(正答回数)が1or2個しかない問題の復習、
暗記表の丸暗記、直前3年の過去問と公開模試復習


過去問を3期(~7月)までで5回やることが柱です。
また2期までに法改正を除き一通り目処をつける内容です。


○内容別に少し解説すると、

「テキストのマーキング」
過去問にでた条文や問われた条文の箇所に印をつけました。


「暗記表作成、復習、丸暗記」
私は、暗記モノが大嫌いです。
(歴史科目は好きだけど、年号が覚えられないタイプです)
なので、
暗記ものの語呂合わせや図表は早々に作成整理しました。
心掛けたのは、直前期に復習することをイメージしてコンパクトにまとめること。
ただし、2年目以降は、直前期まで引っ張らずにとっとと暗記し復習することに力をいれました。


「直前3年の過去問と公開模試復習」
目的は、試験での時間配分の勘の維持と学習が重箱隅ツツキにならないようにするためです。気楽にやりました。


○全体を総括すると
大変だったのは2期、3期です。


特に3期は、
過去問の他に新たに法改正、一般常識が入りしんどかったです。


3期以降は、毎日のTO DOリストを事前に作りました。
やるべきことが団子になるので、機械的に気楽にやるための工夫です。
週1日は軽い内容にし休養日や計画から遅れている項目の調整に当てました。


○私は昔から、
試験勉強はとっとと始め直前は遊ぶタイプでした。
直前追い込み型や徹夜で頑張るタイプではありません。
その分直前期の暗記学習はチョー苦手です。
それを割り引いて見てください。


ただし、少なくともGW以降は、試験までの学習内容をスケジュールするのがよいと思います。
苦手分野のやり残しも防げますし、早く終われば遊びにも行け気分も楽です。


人それぞれ学習のやり方があると思いますので、
自分にあった区分を計画してみてください。


社労士試験受験体験談

[ テーマ: 日記 ]

2009年11月18日15:52:00

 

事務所のHPのアクセス解析していると、
ちょっと変化があったので???でした。

 

そういえば!
事務所のHPを
集まれ!社労士受験生! さくらとひまわりのお花見日和
で取り上げてもらったんだと納得。

 

そこで、
社労士試験受験生の訪問も多いみたいなので、
受験3度目で合格した
私の受験体験談を少し紹介します。

 

○落ちた時は「2回連続1点負け」でした。
1回目は、択一1点不足。
2回目は、選択1点の足切り

 

合格した時がすごくよく解答できたかといえば、
1回目と変わらない気がします。

 

総合点は、1回目から合格圏でした。
社労士試験は、実はこんな人が大勢います。
結局、受験を諦めなかったのが合格の秘訣かもと思います。

 

○勉強法は、「過去問題集」の繰り返しと「基本テキスト」のチェック。
やはり、この方法が一番良いと思います。

 

学習法は、過去問の一つひとつの選択肢を○×判定し、
その理由を確認しながら、過去10年分ほどを3~5回繰り返し解く。

 

コツは、解答できる、できない、の仕分け作業に徹すること。
正答できた問題に「正」の字を振って、できなかった問題を仕分けます。
できなかった問題を春先や直前期に整理し直したり、丸暗記をしたりします。
普通に受験指導で紹介されている学習法です。

 

他に、これやっておけば楽だったろうなということを敢えて言うなら、
初学者でも、今から条文別の過去問には取りかかっておいたほうがよいかも、と。
3月以降は年金や一般常識などやるべき過去問科目が増えます。今から手をつけておいて過去問に充てる時間の平準化を図ると楽かもです。

 

択一試験は、学習の成果が安定的に得点に結びつくので好きでした。

 

○独学者は「一般常識」に注意!か?(私の場合・・・)
受験2年目以降、独学だったのですが、「一般常識」の勘が働かなくなっていました。
「一般常識」は、1年目は講義を聴くだけで、特に勉強せずともスイスイ解けましたが、
2年目以降は、学習のポイントが定まらず苦労しました。

 

「一般常識」は、独学でやろうとせず受験指導校の講義やテキスト、模擬試験などの指導に素直に従ったほうが効率良いです。
(みんなができる問題だけは点数とっておくとの考え方に徹する)

というのも、2年目の選択1点不足は、「一般常識」の問題でした。ある受験指導校の「選択式の模試」で出題された「一般常識」問題が、本試験でも出たのですが、私は玉砕だったのです。
実は、私はその模試を受けようと思っていましたが、申込みが遅れて受け損ねていたのです。
他の人はみんな、簡単に得点できてたらしいです。

 

○最後に、
社労士受験の勉強内容は実務でも結構使えます。学習は無駄になりません。
また、モチベーション維持として、私は開業社労士のブログを探して見てました。
合格したらこんな仕事をやりたい、実務ではこんな課題にぶちあたるんだ、とか考えてました。

 

それでは、試験まで長い道のりですが、初学者も再挑戦の方も頑張ってください。