[ テーマ: 人事労務 ]
2010年3月4日17:54:00
労働基準監督署への「タレ込み」が過去10年で最多に。
労働者が、
企業の労働基準関係法令違反を労働基準監督機関に通告し、
労働基準監督機関が企業へ是正の勧告を行う、
いわゆる「タレ込み」(「申告」※)が
平成21年は過去10年で最多だったそうです。
申告事案の傾向は、
申告受理件数は、7,463件。
対前年比896件増(+13.6%)で過去10年で最多。
申告事項は、
賃金不払と解雇が全体の約95.1%。
個別には、
賃金不払が、
対前年比791件増(+14.7%)の6,183件(77.3%) 。
解雇が、
対前年比149件増の1,421件(17.8%)
ということです。
※「申告」とは、
労働者から労働基準監督機関に対して、労働基準関係法令に係る違反事実の通告がなされ、同通告を受けた労働基準監督機関は、通告された違反事実の有無を確認し、違反事実が認められた場合には、事業主にその是正を勧告し、改善を図らせることにより労働者の救済を行うことをいう。
(東京労働局:管内の労働基準監督署・支所の18箇所調べ)
http://www.roudoukyoku.go.jp/news/2009/20100302-shinkokujian/index.html
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青木英治社会保険労務士事務所